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五十嵐大輔

新年のお金の計画。いつも失敗してしまう人へ

みなさま、あけましておめでとうございます。DSKです。


昨年はコロナの影響もあり、お金についてもよく考える年だった人も多いでしょう。


2021年となり「今年はお金ともっと上手く付き合いたい」と計画を立てた人もいると思います。


しかし、ある研究では1月15日までには85%程度の人が目標を諦めてしまうと言った研究もあります。


今年こそは!と思っている方は挫折しないために、何を心がけると良いのでしょうか。


自分に厳しすぎる


1年の始まりということで、みなさん様々な目標を立てていると思います。


しかし実際には、多くの人が目標通りにいかず挫折してしまっています。


なぜ、多くの人が挫折してしまうのでしょうか。


それは、辛いことを我慢しているにもかかわらず、それが出来ないと「やってしまった…」と自己嫌悪に陥るためです。


自己嫌悪に陥ると、「今回も出来なかった。ダメな人間だ。やっぱりも続かない」とチャレンジが終わってしまいます。


ですが、そもそも辛いことを我慢し続けられる人は稀です。


出来なかったら「どうしたら出来るか?」を考えれば良いのです。


「1つ合わない方法を見つけた」と次の策に乗り換えましょう。


もちろん、最初から失敗しても良い前提は良くないですが、失敗してもまだ1年は終わっていません。


残りの期間で出来そうな方法を試していきましょう。


それで昨年より良い結果で終わっていれば成功です。


お金の計画を立てる時は「したい」から


お金の計画を立てる時に「〇〇円、節約」「無駄遣いをしない」など、規制から考える方が多くいますが、それよりも「したい」ことから考えた方が継続しやすくなります。


おすすめは「楽しみなイベント」をリスト化することです。


みなさんが今年やりたいこと、買いたいものは何ですか。


「旅行に出かけたい」「家電を買い替えたい」「引っ越しをしたい」「車を買いたい」「高級なレストランに行きたい」「あの洋服を買いたい」


どんなことでも、いくつでも構いません。


まずはお金が関わる「したい」をリストアップしましょう。


「今年こそ実現できるといいな」と思っている程度のものも含めてOKです。


こうしてリストアップされたイベントを可能な限り実現させるには、いくらくらいのお金があれば良いのか。


そこから優先順位をつけて計画を立てていきましょう。


貯蓄は”近い将来に”、投資は”遠い将来に”『使うため』


お金の計画を立てて、いざそのお金が貯まると「不安で使えない」という人がいます。


せっかく貯めた手持ちのお金が減ってしまうことに心細さを感じてしまうためです。


ですが、あらかじめリストアップしたものは「したい」ことです。


貯めるだけ貯めてやらないのは、精神的に良くありません。


「したい」ことのために、しっかりと貯めることが出来たのであれば、また貯めることができますし、貯める楽しみも実感できるので、次回からはより楽に貯められるようになります。


「将来が不安だから残しておいた方が…」という方は、貯蓄でなく将来の「したい」のために投資をしましょう。


近い将来で使うか、遠い将来で使うかの違いはあれど、貯蓄も投資も『使うこと』が前提です。


「残しておかなければいけない」ではなく、貯蓄と同じように「これとこれに使いたいから」と「したい」のために投資しましょう。


そして将来、その時が来たら計画通り、思う存分使いましょう。


お金の計画のたて方を変えても、結局貯めることには違いありません。


ただ「しなければいけない」という束縛の中で貯めるのか、「〇〇のために使わない」と積極的に貯めるのかでは、意欲やストレスが大きく変わります。


自分に厳しくしすぎず、楽しみのために前向きな計画を立てていきましょう。











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